結成そしてレコーディング
2012年10月31日
稲荷玲美ジャズオーケストラとして初めてのレコーディングでした。
同年の6月ごろからメンバーを集め、曲を書き始めました。これは大学の卒業研究でもあり、作曲もちろんそのものも研究内容ですが、"大編成である意味”と"ジャズオーケストラの可能性” のような大きめなことをメインテーマに掲げていた気がします。
そして出来たのがHoshi no tabi、ビッグバンドのためのオリジナル曲としてはまだまだ第2作目なのでした。ソリストは我らがテナーサックス寺井雄一、ババババン! もちろん初めからそのつもりで書いたわけですが、初リハーサルの時から特に何のリクエストもしていないし、曲に対するイメージとかそんなものも喋っていないのにドンピシャな雰囲気だったことをよく覚えています。
たった一曲ですが15分に渡る楽曲を全て一発録り。終わった後は全員グッタリしていましたね、そんなみなさまのおかげで卒業研究の単位も無事いただきました(笑)
CDとして完成させるため、写真家のお友達に音源を聴いてもらい、そのイメージでジャケット写真を撮ってもらいました。
(ご興味のある方は、洗足学園音楽大学の図書館で手にとって聴いていただけるのではないかと思います。。。)
こんな風にして、このジャズオーケストラは始まりました。
Remi Inari